【10年10万km中古車のリアル】元ディーラーが実体験から語る「買って後悔しない選び方」と維持費の話

くるま選び
パパさん
パパさん

そろそろ車の買い替えを考えてるんだけど、新車は高いし…中古でも欲しい車だと10年10万kmくらいだと予算内で買えそうなんだけど、実際どうなんだろ?

ママさん
ママさん

10年落ちとか10万kmとか、正直ちょっと怖くない?すぐ壊れたりしないのかな…

こーすけ
こーすけ

わかります!でもね、実は“状態のいい10年10万km中古車”って、家計にも優しくて意外とアリだと思いますよ。僕も2台ほど購入しています。

車の価格が年々上がり、300万〜500万円が当たり前の時代。
家計の負担を考えると「本当にそこまで必要?」と思う人も多いはずです。

僕自身も40代に差しかかり、老後資金・教育費などの“将来の備え”がリアルに感じられるようになり、車の買い方を根本から見直しました。

結果として選んだのが――
10年10万km超えの中古車。

この記事では、

この記事でわかること
  • なぜその選択に至ったのか
  • 実際に乗ってどうだったか
  • 故障や維持費のリアル
  • 失敗しない選び方
  • おすすめできる人・向かない人

を、元ディーラーとして、そして実際に10年落ち中古車を2台乗り継いだユーザーとして、率直にまとめました。

「中古車が気になっているけど失敗が怖い…」
そんな方が安心して選べる判断材料になればうれしいです。

なぜ10年10万km超えの中古車を選んだのか

家計を見直した結果、価格重視の選び方にシフト

40代に入り、老後・教育費・備えの重要性をひしひしと感じるようになりました。

以前は「欲しい車に乗りたい!」気持ちで、300万〜500万円の車をローンで購入することも抵抗なし。しかし、

  • 金利で数十万円
  • 毎月3〜5万円の支払い
  • 家計の固定費が増え続けるストレス

これらが重なり、車にかけるお金のバランスを見直すタイミングが訪れました。

そこで決めた新しい基準がこちら。

“現金で買える範囲”で、満足度の高い車を選ぶ。

この基準で探すと、予算を抑えながら希望条件を満たせるのが「10年10万km超」の中古車でした。


用途・乗り方との相性がピッタリだった

わが家の用途はこんな感じ。

  • 妻:運転に自信がない → “扱いやすい車”が必須
  • 僕:車好き → デザイン・ブランドにも少しこだわりたい
  • 家族:アウトドアや車中泊が多い → 荷室が広い車が必要

新車だと予算オーバー。
高年式中古も上がってきている。

そんな中で、

「状態のいい10年落ち高級車」なら装備も満足度も高い。

という結論に。

実際に乗ってみても
「この価格でこの快適さはすごい」
と感じる場面が多かったです。

最低限チェックしたポイント

今回はオークション購入で、現車確認なし。
万人にはおすすめしません。

最低限チェックした項目はこちら。

事前チェックポイント
  • 修復歴
  • 評価点
  • グレード
  • 装備
  • 車検残

本来は 現車確認・試乗が必須 です。
中古車は個体差が大きいため、以下もしっかり見たいポイント。

現車確認時のチェックポイント
  • エンジン音
  • アイドリング
  • 内外装の状態
  • 匂い
  • タイヤの残量
  • 下回りの錆

後から余計な出費を減らすために、“買う前チェック”は大切です。

大抵は現状販売なので、追加のメンテナンス費用は別途必要になりますが、交渉次第では程度のいい中古タイヤに交換してくれたり、修理してくれたりしてくれることもあります。

こーすけ
こーすけ

気になるところがあったら、ダメもとで販売店に交渉してみてください!

ただ、あまり無理な要求はしないようにしましょう。相手も商売でやってますので、なんでもかんでもサービス(タダ)というわけにはいきません。

購入後も整備などでお世話になる可能性がありますので、こちらも“いいお客様”であることを心がけましょう。

10年10万km中古車に実際に乗ってみた“リアル”

購入直後に起きたトラブル

購入後の数か月は「年式相応のトラブル」が少し発生。

  • ヘッドライト光量不足→両側交換8万円(リビルト部品)
  • サンルーフの雨漏り→排水溝詰まりで解決

ただ、致命的なトラブルはゼロ
イメージほど「壊れまくる」という感じではありませんでした。

実際にかかった修理・メンテ費用

2台の比較をまとめるとこんな感じ。

■ ヴェルファイアハイブリッド

購入後、4年半・約9万km。トータル、13年・約19万kmの車です。

修理・メンテ費用
  • 総額:約56万円
  • 内訳:ヘッドライト交換/タイヤ複数セット/ブレーキ周り/板金など

車をぶつけてしまって板金代で20万円かかったのは痛手でした💧
それを除けば、約36万円で、通常の消耗部品の交換程度で済んでいます。

こーすけ
こーすけ

当初、20万kmくらいまで乗れればOKと思ってましたが、まだまだ乗れそうな気がしています。

■ メルセデスGLA

購入後、2年半・約2万キロ(Total:11年、約12万キロ)

修理・メンテ費用
  • 総額:約28万円
  • 内訳:バッテリー高額/タイヤ・オイル・ワイパーなど

「安く買っても維持費は必要」という現実はありますが、大きな故障はなく、概ね想定内でした。
こちらも消耗部品の交換程度で済んでいますが、輸入車はやっぱり部品代が高めですね。

こーすけ
こーすけ

こちらもまだまだ乗れそうです。
ただ、あまり乗る機会がないうえに、維持費が少々高いので、タイミングを見て売れるうちに売ろうか悩んでいます。良い車なので手放すのが惜しいのですが…

乗り心地・静粛性はどうだった?

■ ヴェルファイアハイブリッド

グレード:ZR Gエディション 

ポイント
  • 圧倒的に静か
  • ハイブリッドの滑らかな加速
  • 本革シート・シートヒーターなど快適
  • 長距離で全く疲れない
  • 広々空間で車中泊もストレスなく快適

■ メルセデスGLA

グレード:GLA250 4MATIC 

ポイント
  • 輸入車らしい重厚感
  • 段差のいなし方が上質
  • 静粛性も高め
  • ただし室内は狭い
  • 抜群の高速安定性
  • 4WDで雪道も安定

どちらも「10年落ち」と感じさせない完成度でした。

買う前と後で変わったイメージ

買う前:

「10年10万kmは怖い。壊れそう。」

買った後:

「意外と普通。ちゃんと整備されていれば全然乗れる。」

“古い=壊れる” ではなく
“消耗品の交換が必要”
というだけでした。

メリットとデメリットを正直にまとめる

メリット

メリット
  • 高級車が3分の1以下の価格で狙える
  • 装備が充実していて満足度が高い
  • 年式の古さを感じにくい
  • 気兼ねなく荷物を積める
  • コスパがとにかく良い

特に僕のように「車は好きだけど家計もしっかり守りたい」タイプには相性抜群。

こーすけ
こーすけ

できるだけグレードの高い車を選ぶのがポイントです。

デメリット

デメリット
  • “当たり外れ”はある
  • 想定外の修理が出る可能性はゼロではない
  • 高級車(特に輸入車)は部品が高い
  • ある程度の維持予算は必要

ポイントは、“維持できるかどうか”を先に考えること。

こーすけ
こーすけ

消耗品の交換や修理代など維持費がかかるのは新車でも同じです。
車を買うときは、維持費も考えておきましょう!


おすすめできる人・やめたほうがいい人

✔ 向いている人

向いている人
  • 現金で買える
  • こまめなメンテが苦にならない
  • 車を道具としてしっかり使いたい
  • 年間20〜30万円の維持費を用意できる

現金購入は必須です。
フルローンで購入してしまうと、途中で手放さなければいけなくなったときに、残債が残るリスクがあります。売却しても残債が返せないなんてことにもなりかねません。

× 向いていない人

向いていない人
  • ローン必須
  • 故障リスクを受け入れられない
  • メンテをせずに乗りっぱなし

中古の高級車は“買ってから”が本番なので、ここを理解できる人は満足度が高いです。

失敗しない“10年10万km中古車”の選び方

絶対に外せないチェックポイント

チェックポイント
  • 修復歴の有無
  • 車検整備付きかどうか
  • タイヤ残量(数万円変わる)
  • エンジン始動時の音
  • 下回りの錆
  • オイル漏れ
  • 内外装の傷・使用感

特に下回りの錆は「買った後の出費」に直結します。

避けたほうがいい車の特徴

避けたほうがいいポイント
  • 修復歴あり
  • ローダウン・社外マフラーなど改造車
  • 内外装が極端に汚い
  • 下回り錆がひどい車
  • 説明が曖昧、写真が少ない車

こういった車は“前オーナーの使い方”が雑である可能性が高いです。

ネット購入で失敗しないコツ

ポイント
  • 写真が多い車を選ぶ
  • 傷のアップ写真があるかチェック
  • 評価点・整備記録を確認
  • 店舗の口コミを見る
  • できれば現車確認
  • 試乗できるなら必ず行う

ネット購入は便利ですが、車の状態が詳細に確認できるかがポイントです。
可能な限り現車確認をしたほうがいいですが、難しい場合は電話などで詳細に話を聞いたほうが安心です。

実際にかかった維持費・修理費の公開

1年間の費用まとめ

■ ヴェルファイアハイブリッド

  • 修理・整備・タイヤ代:12万円(4年半でかかった費用の平均)
  • 車検・法定点検:6万円(4年半でかかった費用の平均)
  • オイル:1万円
  • 保険:8.4万円
  • 自動車税:4.5万円
    →合計:31.9万円

■ メルセデスGLA

  • 修理・整備・タイヤ代:5万円(2年半でかかった費用の平均)
  • 車検・法定点検:6.5万円(2年半でかかった費用の平均)
  • オイル:1万円
  • 保険:2万円
  • 自動車税:3.9万円
    →合計:18.4万円

10年落ちでも「大きな故障なし」なら、この程度で収まります。

ただ、ここで注文していただきたいのが、自動車保険料。
ヴェルファイアハイブリッド:8.4万円に対して、メルセデスGLA:2万円

実は、ヴェルファイアハイブリッドはディーラーで加入している保険で、メルセデスはネット保険に加入。車種の違いはありますが、どちらもほぼ同条件。
ネット保険に加入することで、いかに保険料を節約できるかということですね。


維持費を抑えるためにやったこと

維持費を抑えるポイント
  • 保険をネット型に変更(年間6万円節約)
  • タイヤはネット購入+店舗交換の組み合わせ
  • オイル交換は7,000〜10,000kmごと
  • 車の“特別費”として20〜30万円を確保

自動車保険やタイヤなどのカー用品は基本的にネットで購入
車検や整備費用は、知人を頼って安くしてもらったりしていますが、相見積もりで比較検討するのがおススメです。

定期点検やメンテナンスを怠らないなど、丁寧に乗ることも心がけています。致命的な故障を防ぐ意味合いで維持費の抑制につながっています。

家計全体を見直し、無理な買い物をやめ、満足度の高いお金の使い方を心がけたことで、家計に余裕が生まれました。それにより、”多少の故障は修理をすれば大丈夫”という心の余裕につながっています。

まとめ(行動提案)

10年10万kmの中古車は、怖いイメージが先行しがちですが、実際には

  • 状態が良ければ普通に長く乗れる
  • コスパは圧倒的
  • 家計とのバランスが取りやすい

というメリットもありました。
メンテナンスしながら丁寧に乗れば、安心して長く乗ることもできます。

パパさん
パパさん

思ったより現実的で安心した…!

ママさん
ママさん

維持費も意外といけるんだね。

こーすけ
こーすけ

そうですね。大事なのは“買う前のチェック”と“備え”。ここさえ押さえれば大きな失敗は避けられます。

もしあなたが、

  • 家計の負担を減らしたい
  • 車の価格が高すぎると感じる
  • 実用性と満足度を両立したい

こんな気持ちがあるなら、
10年10万km中古車でも“十分アリ”な選択肢です。

この記事が、あなたの車選びの不安を少しでも減らし、納得のいく1台に出会うきっかけになればうれしいです。

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